珍しい茶掛け

 福岡禅会が茶席に掛ける軸のうちの一つ。趣向を変えて拓本を探してきました。

言葉さかんなればわざわひ多く

眼鋭くして盲目に似たり

敏き耳豈聾者に及ばんや

不如不語不見不聞

下には猿ならぬ河童がお決まりのポーズを。

これは火野葦平の書画の拓本で、

元の碑は、北九州市若松区の安養寺にあります。

葦平も眠る玉井家の菩提寺です。